クリニックブログ

2024.07.05更新

20240704

透析患者の高リン血症に対する栄養指導およびフォゼベル(一般名:テナパノル塩酸塩)につきWEBセミナーに参加しました。
カップ麺に入れたお湯は一度捨てて、新しく注いだお湯に粉末スープを溶かすことで、リンの摂取量(麵についた食品添加物)を減らすことができるそうです。
ウインナーなどの加工食品は切り込みを入れて「茹でこぼす」と良いそうです。カリウムの摂取量を減らす料理法と同じですね。
CKD-MBDガイドラインのリンの管理目標値が下がるにあたり、フォゼベルは強い味方になりうる新しい作用機序の薬剤です。

投稿者: ひらくクリニック

2024.04.02更新

nephron
昨今、紅麹コレステヘルプに関連した腎障害が報道されています。
4月1日、日本腎臓学会は紅麹コレステヘルプ摂取後に腎障害を生じた47例の臨床像につき、中間報告を発表しました。
症状としては倦怠感、食欲低下、尿の異常が多く、病態としてはファンコニー症候群に類似した尿細管障害が多いようです。
34例で腎生検が施行されており、尿細管間質性腎炎、尿細管壊死、急性尿細管障害が主な病変でした。
47例の治療は被疑薬の中止のみが3/4、ステロイド治療が1/4、一時的に透析を要した方が1例、維持透析を要した方が1例でした。
転機としては3/4で腎障害は回復しており、死亡例の報告はありませんでした。
被疑薬の休薬とともに腎機能検査や尿蛋白に加えて、尿糖や血清カリウム値、リン値、尿酸値、HCO3値の測定が推奨されます。
当院でも紅麹コレステヘルプを服用されていた方には採血および尿検査をお勧めしております。

投稿者: ひらくクリニック

2024.03.15更新

20240314

透析患者さんでは脳梗塞を予防するために血液をサラサラにする薬を使用することが多いのですが、出血しやすくなる副作用がしばしば問題となります。
左心耳閉鎖術は薬を使用せずに脳梗塞を予防できる画期的な手術なので、患者さんにとっては新たな選択肢がひとつ増えたことになります。

投稿者: ひらくクリニック

2023.11.15更新

20231115

透析患者さんの悩みであるかゆみに対する新薬(近日中に発売予定)の開発経緯などにつき江畑先生にご講演頂きました。80名をこえる大勢の方にWEBでご参加頂き、新薬への期待度の高さを感じました。

 

投稿者: ひらくクリニック

2023.05.23更新

sglt2

玉川・世田谷地域の医師、看護師、栄養士、薬剤師、技士を対象とした心不全・腎不全の勉強会に参加しました。
病診連携、診診連携、薬薬連携など地域の多職種が連携して治療にあたることで心不全・腎不全の進行を抑制できることが報告されています。

投稿者: ひらくクリニック

2023.04.21更新

HIF
当院の貧血治療につき症例提示し、近隣の腎臓内科の先生方と討論しました。
従来のESA製剤と新規薬剤であるHIF-PH阻害薬の相違、使い分けなど、新たな知見を得ることができました。

投稿者: ひらくクリニック

2023.03.19更新

jikei-AVFAVF

慈恵医大腎臓・高血圧内科の勉強会でシャント手術について講演しました。
トラブルが少ないシャント、トラブルが起きたとしても対処しやすいシャントを作製することを心掛けています。

 

投稿者: ひらくクリニック

2019.11.21更新

CKD7

以前はシャントの検査・治療にはレントゲンの被ばくがつきものでしたが、近年ではエコーの進歩により被ばくすることなく検査から治療まで行えるようになりました。
透析室にポータブルエコーが1台あれば、患者さんへの穿刺回数の減少、スタッフの穿刺技術の向上が図れるのではないでしょうか。
好評につき今後もハンズオンを企画していきたいと考えております。

 

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「京王線仙川駅」より徒歩12分、「小田急線成城学園前駅」よりバス12分
腎臓専門医と糖尿病専門医が食事、運動などの生活習慣を指導します。
風邪、尿の悩みのご相談から、日帰りシャント手術、透析まで承ります。
ひらくクリニック ☎03-3308-0900
〒157-0065 世田谷区上祖師谷5-18-9 
一般診療は月・火・水・金・土 9:00-12:30、日帰り手術は 14:00-17:00(木曜定休)
透析は全日 8:00-16:00(日曜定休) 
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投稿者: ひらくクリニック

2019.04.12更新

2019/2/22

上腕動脈表在化術と透析用カテーテル留置術について実践的な内容でエキスパートの先生方にご講演頂きました。
施設や術者による手技の違いや考え方の違いを討論することで、技術を向上させることができると感じました。
今後もこの会で多くの透析アクセス術者と切磋琢磨していきたいと考えています。

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「京王線仙川駅」より徒歩12分、「小田急線成城学園前駅」よりバス12分
腎臓専門医と糖尿病専門医が食事、運動などの生活習慣を指導します。
風邪、尿の悩みのご相談から、日帰りシャント手術、透析まで承ります。
ひらくクリニック ☎03-3308-0900
〒157-0065 世田谷区上祖師谷5-18-9 
一般診療は月・火・水・金・土 9:00-12:30、日帰り手術は 14:00-17:00(木曜定休)
透析は全日 8:00-16:00(日曜定休) 
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投稿者: ひらくクリニック

2018.10.07更新

2018setagayaVA

今年の世田谷VA懇話会のご報告です。今年も8施設32名のコメディカルの方々にご参加頂きました。ありがとうございました。以下にQ&Aを掲載します。
【Q1】シャント血管の深さはどのように推測して穿刺していますか?
【A1】深さについては触診で推測するかエコーで計測します。エコーがない場合、浅い(触れやすい)部位を選んで穿刺するのが安全です。
【Q2】シャントエコー検査受診の際、どのような内容のVA情報を提供すれば診断がスムーズになりますか?
【A2】透析経過表に加えて穿刺部位の情報を頂けると診断に役立ちます。クリアランスギャップの推移などを追跡されているご施設はそれも参考になります。
【Q3】シャントエコー検査のときに同時にシャントマップも返信頂くことは可能ですか?
【A3】本来なら全例でシャントマップを作成すべきところですが、時間的制約により穿刺困難な症例や穿刺位置の変更が必要な症例に限って、シャント肢の写真に血管走行を上書きしたマップをご返信しています。
数名の方からエコー下シャント穿刺の実際の画像を見たいとのリクエストを頂きました。来年もコメディカルの皆さまに役立つ会を企画して参ります。

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「京王線仙川駅」より徒歩12分、「小田急線成城学園前駅」よりバス12分
腎臓専門医と糖尿病専門医が食事、運動などの生活習慣を指導します。
風邪、尿の悩みのご相談から、日帰りシャント手術、透析まで承ります。
ひらくクリニック ☎03-3308-0900
〒157-0065 世田谷区上祖師谷5-18-9 
一般診療は月・火・水・金・土 9:00-12:30(木曜定休)、日帰り手術は 14:00-17:00
透析は月・水・金 8:30-13:00、13:30-18:00(2部制)、火・木・土 8:30-13:00(1部制) 
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投稿者: ひらくクリニック

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血管や腎臓は、年齢と共に老化していきます。さらに、好ましくない生活習慣を続けていると、その傾向が加速しかねません。

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